上野メルマガ

上野千鶴子と名刺交換をしていただいた方などにお送りしているメールマガジンのアーカイブです。

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上野メルマガ2025年3月28日号:老い衰え自立を失った人が生きる社会を構想する、そんな本のご案内も

先日NHK Eテレで女性プロデューサーによる 放送100年関連特番「ずっと親子のそばで 〜子育て番組の65年〜」が放送された。その中で見えた事は子育てとは今も昔も変わらない側面がある、しかし、TV(SNSも含めて)で繋がりエンパワメントされ...
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上野メルマガ2025年2月28日号:#MeToo運動いまなおゆっくりと進展中

今日は田中東子先生(東京大学大学院情報学環教授)がW A Nメルマガに寄稿していただいたショートエッセイからスタートします。 「オールドメディア、ニューメディア双方で次から次へと沸き起こる女性への差別やヘイトを目撃し、巻き込まれ、批判しなが...
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上野メルマガ2025年2月14日バレンタイン号:異論排除?学術会議法人化、CEDAW拠出金停止…

朝日新聞に、物理学者であり日本学術会議前会長の梶田隆章氏のインタビューが掲載されていた。日本学術会議には、コロナ前に取材で足を運んだことがある。その際に目の当たりにしたのは、厳格な運営と高い学問的規律だった。自主性と独立性を堅持し、科学に基...
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上野メルマガ2025年1月20日号:介護保険25年、点数をつけるとすれば・・・?

昨年から始まった家族の介護でエンパワーメントの必要性を感じる日々である。医師、看護師、介護士、ケアマネ等皆さんの力をお借りする。また社会福祉士の友人は折れそうな心を具体的に助けてくれた。W A Nのフェミ塾でも一緒に活動していた仲間でもある...
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上野メルマガ2024年12月27日号:「103万円の壁」でトクするのは誰?

今年でご教訓カレンダーという歴史に残るカレンダーが幕を閉じた。こうして幕を閉じていく「物(店)」「事」が増えていってもきっとどこかに新しい息吹も生まれているはず。来年はもっといい意味で心動かされる1年となることを信じて。 上野メルマガスタ...
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上野メルマガ2024年号12月15日号:中西正司・上野千鶴子『当事者主権 増補新版』発売!!

今年の流行語大賞が「ふてほど」(不適切にもほどがあるというドラマ)に決まったが個人的には「虎つば」(朝ドラ)が大賞である。あれほど小気味よい朝があっただろうか。憲法14条は相変わらず守られていないと感じる日本だが、来年も「はて」を心に前に進...
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上野メルマガ2024年11月14日号:人生の夕景を彩る上野千鶴子のエッセイ集、新刊です

秋の夜長の今宵「虎に翼」への思いを語り合う対話会が開かれていた。諸事情で伺えなかったがこれからもきっと忘れない言葉たちがあったので、中でも印象的な言葉を1つ「生い立ちや信念や格好で切り捨てられたりしない、男性か女性かでふるいにかけられない社...
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上野メルマガ2024年10月26日選挙直前号:介護保険を選挙の争点に

いよいよ選挙です! これからの私たちの未来を具体的に生きる糧を与えてくれる政党、立候補者を選びたい。どんな視点からあなたは選びますか。 私は、介護という視点です。まさに始まったばかりの実家のケア、今、そこにある危機。意識を持っての投票、行っ...
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上野メルマガ2024年10月15日号:介護保険を総選挙の争点に!

友人と庭園美術館(館長は妹島和世さん)に行ってまいりました。旧朝香邸のあかりの展示でした。1900年代前半のほんのりとした美しい光。「見上げてときめいて」、コピーに心華やぎました。閃光ではなく、優しい昭和の光と共に穏やかな時間を過ごせました...
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上野メルマガ2024年9月26日号:「はて?」を胸に

「すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分、又は門地により政治的、経済的、又は社会的関係において、差別されない」—山田よねと轟太一の事務所の壁に書いておる言葉だ。皆さんはどんな言葉が残っていますか…ここまで読んで何...